地域の素材や、その地に根付いた技、そして若きデザイナーのチカラを集めた、ものづくりプロジェクトです。息を吹き返す伝統工芸から、ハンドメイドのクラフト作品、地元の特産品、そこから生まれる新たな暮らしまで、日本全国のローカルブランドをより広く発信していくことで、各地の「ふるさと」を活性化させていきたいと考えています。
タカカツグループでは、ふるさとの資源を生かす「WOOD EGG PROJECT 」を推進しております。森の木を使えば、それが山の整備につながり、森が育ちます。木が流通しない限り、森は育ちません。WOOD EGG PROJECTは、ふるさとの森を守るために、木を使った良質なものづくりをして流通させ、地域全体の経済に大きな流れを創造したいという想いからスタートしました。
ふるさとの森を生き返らせる。
かつて豊かだった森は、いま荒れ果て、失われようとしています。豊富な資源である木を活用して優れた商品がつくられれば、木の需要が生まれ森は整備されるでしょう。豊かな森を取り戻すため、森のいのちを守り後世に引き継ぐために私たちは地域材を有効利用する企画住宅「STAND BY HOME」を考案し、ふるさとの木を使うことから始めました。
ふるさとの人とつくる。
地方にいる才能ある人を発掘し、高い技術を持つ職人(マイスター)と結びつけて、優れたプロダクトを生み出していくことがWOOD EGG PROJECT の2つめのミッションです。ビジネスのプロがコラボレーションして、品質の良い「売れる」商品をつくり出すと同時に、ものづくりの場や機会を増やすことで職人の技術継承にもつなげたいと考えます。
地方発のブランドを育てる。
デザイン品質共に良い商品を適正価格で提供できれば、新たな価値が付加されます。これこそが地方で生み出すブランドの力です。一方で、ブランドの地位を揺るぎないものにするには、商品のクオリティを高レベルで保持し品質のバラツキをなくす必要があります。その価値を育てて地域産業を活性化していくこと。それも私たちの使命です。
持続可能な開発目標
「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」とは?
Sustainable Development Goals (SDGs)
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGs は発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちはWOOD EGG PROJECTを通して持続可能な社会の実現を目指すべく、事業活動において社会課題の解決につながる取り組みを一つひとつ進めています。各部門がそれぞれの事業活動において「SDGs」に連動した取り組みを推進するとともに、定期的に課題の解決と進捗の共有を図っていきます。ステップを踏みながら社会課題の解決により社会的責任を果たすとともに、企業の価値向上と持続的成長への挑戦を推し進めています。
4-4 技術的・職業的スキル
5-1 女性差別を無くす
6-6 水に関する生態系の保護回復
7-2 再生可能エネルギー
8-2 高いレベルの経済生産性
8-3 開発重視型
8-9 持続可能な観光業
9-4 資源利用効率
11-4 遺産の保護保全
11-b レジリエンス
12-2 天然資源の持続可能な管理利用
12-4 化学物質や廃棄物の管理、削減
12-5 廃棄物の管理、削減
12-8 持続可能な開発、自然調和ライフスタイル意識
12-b 持続可能な観光業への影響測定
13-3 気候変動の緩和、適応、影響への教育、啓蒙
15-1 保全、回復、持続可能な利用
15-2 植林
15-b 資金調達等